ご挨拶

shibucho2(公社)日本鋳造工学会東海支部
支部長 寺嶋 一彦

 

 

 早いもので、東海支部長になり3年が経過しました。いよいよ本年度は 支部長として最後の年になります。

 支部長1年目は,全体像がつかめず無我夢中でやってまいりました。事務局や 委員の方々に常に助けられました。2年目は、翌年に名古屋で開催される第72回世界鋳造会議(WFC;World Foundry Congress)の準備で大変でした。

 一方、鋳造学会が公益法人化され、組織体制や運営を改革していく必要があり、支部運営改革推進委員会を構成し、委員会や規則の見直しを行いました。この2つの準備がこの年の大きな課題でした。その年度の後半は、WFC2016の準備一色でした。

 東海支部は3年前から名古屋実行委員会を組織しておりましたが、この時期、全員一丸となり取り組みました。特に展示会は、WFC2016の目玉の一つで、企業の方を中心に大変な尽力をしていただきました。見学会、観光、会場、講演会、懇親会なども東海支部のメンバーで大変な労力をさいていただきました。

 そして、3年目の2106年5月 WFC2016が5月21日~25日まで、ポートメッセ名古屋で開催されました。当日は、皆さん必死の思いで、それぞれに役割を果たしていただきました。その結果、国際会議は大盛況で、成功裡に幕を閉じました。

”参加する世界の方に喜んでもらおう”
”世界の人々に日本の鋳造技術の素晴らしさを披露しよう”
”未来を背負う若者に、国際会議を通じグローバルな人材になってもらおう”

 このパワーはその後も衰えず、東海支部の運営方針、組織、規則などを改革し、2016年の秋には、ほぼ完成させました。これには、支部長特別補佐としての白川博一支部特命スタッフや若手委員の積極的な活動、またベテラン理事らの的をえたアドバイスがうまくかみ合った賜物です。

 今後はこれをうまく運用し、色々なイノベーションが生まれていくことを期待しています。3年目は、皆様のお蔭で大きな仕事が成し遂げられたと思います。また、3年目は鋳造工学会本部の副会長を仰せつかり更に忙しくなりました。相乗効果で両方に貢献できることを祈念しています。

 さて今年度は、支部長としては最終年にあたります。村井茂副支部長を迎え、更に組織が充実しました。特に、高校生、大学生、および、若手研究者・技術者らの若手人材育成に力を入れ、将来に向けて鋳造産業がさらに発展するように尽力したく思います。

 最後に皆様に、言葉を贈ります。

 ”人間万事塞翁が馬”

 この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。
「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである」。

 我々の人生、また、鋳造業界も将来どのようになるか予測はしがたいです。しかし、眼先に一喜一憂せず、夢を持ち、そして、夢だけで終わらせないように、目的・目標をもち、落ち着いて未来に向かって進みたく思います

平成29年度も、ご指導、ご支援の程、皆様、宜しくお願い致します。

平成29年4月7日