ご挨拶

(公社)日本鋳造工学会 東海支部
 支部長 村井 茂

2018年4月6日に開催されました支部総会にて、第18代支部長を拝命いたしました大豊工業(株)の村井でございます。歴史ある鋳造工学会、しかも最大規模を誇る東海支部の支部長といった大役であり、身の引き締まる思いであります。

先ずは、豊橋技科大学副学長 寺嶋前支部長様が進めてこられた支部改革や若手の人材育成の取り組みを継承し、実効を上げることを最優先に取り組ませていただきます。更には、会員皆様のご意見を広く伺いながら、『不易流行』の理念の下、共に考え行動する学会活動にいたす所存であります。“モノづくりの原点は、素形材産業から”を信念に、微力ではございますが日本ならびに東海地区の鋳造業界の活性化・発展に取組む所存でございます。

皆様方の益々のご協力とご支援を賜りたく、どうかよろしくお願い申し上げます。

さて、鋳物は自動車をはじめ、鉄道、航空機、船舶、建築構造物、社会インフラ、そして身の回りの日常品まで幅広く使用されており、世の中の豊かな暮らしに無くてはならない「モノづくり工法」であります。また、国内で生産される鋳鉄鋳物の約50%、アルミ鋳物の約90%が自動車で使用されています。しかも、国内で生産される自動車の約半数がこの東海地域で生産されている事から、この地区は非常に鋳物つくりが盛んな地域でもあり、東海支部会員数は学会全体の約1/3を占めるほどの規模であります。しかし、残念ながらその会員数はここ数年横ばい状態が続いております。

自動車業界では「100年に一度の大変革の時代」とも言われ、あらゆる業界においてもグローバル競争が益々激しくなる中、将来の日本の鋳物づくりを支える学生や若者に、鋳物の重要性を知ってもらう必要があると考えております。東海支部で開催致します年間約40件弱のイベントにおいて、近年は高校生、大学生、若手技術者らの人材育成イベントに力を入れて活動してまいりました。今後もその取り組みを継承し、若者を中心として会員数を増やし、技術や業界の活性化を図りたいと考えております。

来年2019年には「支部創立70周年記念行事」を、2020年には「全国講演大会」の開催を予定いたしております。こういった機会も活用しながら、会活動のさらなる発展に取組んでまいる所存であります。

会員皆様の益々のご支援・ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。